一般社団法人CoIU設立基金 - 東海ヒトシゴト図鑑

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一般社団法人
CoIU設立基金

一般社団法人CoIU設立基金

「共創」で地域に新たな価値をつくる大学立ち上げの核に

多様な参画メンバーが集まり、変革へのうねりが起ころうとする飛騨で働く

私たちはこんな会社です

■コンセプトは ”共創=Co-Innovation”
私たちは、「Co-Innovation University(仮称)」〔呼称 Co-IU(コーアイユー)(仮称)〕2026年開学に向けて、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。

CoIU(仮称)は「地域から世界につながる未来を共創する」というビジョンを掲げています。
「共創」という言葉は最近、さまざまなところで使われていますが、私たちが目指す「共創」は「Co-Innovation」としています。イノベーションとは、新しい価値を生み出していくことです。
キャンパスを置く岐阜県の飛騨高山は、東京ではまだ見えないような課題があふれ出している「課題先進地」。例えば、高山市は面積の約92%が山林です。しかし、GDPの7割以上は、観光業をはじめとする第3次産業によるもの。山林という資産から、付加価値を十分に生み出せていないのです。
こうした地で実践的に学び、体感していくことには意味があると思います。

地域の中で、理論・実践・対話の3つの軸を行き来しながら学びを深め、活動する。また、経済、経営、エネルギー、環境、アートやデザインなど多様な領域の連携を行う。こうしたことでイノベーションを起こし、まだ気付かれていない価値を地域に見出していきたいのです。

■全国各地での「ボンディングシップ」
CoIU(仮称)のカリキュラムの特徴の一つが「ボンディングシップ」です。これは、自治体や地域企業らと共創し、学生のキャリア教育上の成長と、自治体・地域企業らの成長を両立させる、実践型長期インターンシップです。

1年次には、キャンパスのある飛騨エリアで理論・対話・実践の基礎を学びます。
理論とは、経済学・経営学を中心とする、地域の社会課題解決のための基礎知識のこと。対話とは、学んだ理論を実践し、成果へと繋げるために必要なコミュニケーションやリーダーシップなどのことです。

そして2年次には、日本各地に設けた「地域共創拠点」の中からフィールドを選び、ボンディングシップを中心とした実践的な学びを行います。一人ひとりが学びたいテーマに合わせて、地域の現場で学び、問題意識を深めることができるのです。 並行して、オンラインで理論や対話を学びます。

3〜4年次には、現地での実践経験とこれまでの学びを活かして、自ら立案するなど主体的にプロジェクトへ参加します。

「地域共創拠点」は、小規模な自治体から、中堅都市や大都市までさまざまです。
都市も一つの「地域」として考えることで、「都市と地方」という対立構造に陥ることなく、さまざまなことをフラットに議論できると考えています。

全国各地にいる学生を、担当教員や地域コーディネーター、キャリアコンサルタントなどが支える仕組みも整えます。

私たちが挑戦していることを紹介します

■共創を実践する取り組み
私たちは「大学教育」だけでなく、「社会人教育」「産学官連携事業」による共創環境を構築したいと考えています。
共創を促進する機関「Co-Innovation Laboratory」(略称 CoIL/コイル)を設立し、取り組みを進めてきました。

「産学官連携事業」では、共創像を前提としたさまざまなテーマで連携するコンソーシアム(複数の組織による共同体)展開により、地域の未来像づくりのための多様な領域の事業を各地で創出する予定です。
例えば、環境省の「脱炭素先行地域」の募集に、高山市や他の14社とともに共同提案者として参画し、選定されました。私たちは普及啓発事業、ウェルビーイング調査の実施と分析を担っています。

「社会人教育」では、社会人が再び教育を受け、仕事やキャリアに生かすリカレント教育のプログラム開発を開始。その実証的な取り組みとして、大企業のフィールドワーク型研修や、5か月にわたる実践型プログラムなどを進めています。

また2024年8月からは、飛騨古川での実証実験イベントを開始します。 世界的なクリエイターや、多くの企業も参加する予定です。

■立ち上がりの時期を飛騨で体感しながら働く
現在私たちは、設置申請に向けた書類作成、組織やキャンパス等の整備、高校生へのアンケート調査などを進めています。
さらに、大学のカリキュラムやリカレントプログラムの開発、広報プロモーション、高大連携推進などさまざまなプロジェクトチームが活動しています。

ここには、地域企業や大手企業、自治体やNPOなど多様なメンバーが参画し、連携しながら進めています。 また教員候補や副業人材、プロボノ人材なども役割を分担しながら関わっています。
事務局はこうしたメンバーを支え、さらに共創のパートナーや地域の方々などとも関わりながら、全方位でプロジェクトを推進する核となっています。

開学に向け、現在はさまざまな新しいことが引き起こされようとしている過渡期にあります。飛騨でのさまざまな動きがうまくまとまると、大きなうねりとなって、イノベーションの源泉となるはずです。

こうした立ち上がりの時期を一緒に、飛騨という地で体感しながら働くことは、とても面白いチャレンジになるのではないかと思います。
それを魅力に感じ、一緒に楽しみながら取り組んでいただける方にぜひ参画していただきたいと考えています。

■共創の先に新たな文明を
私たちのステートメントは「いま、文明に問う。」という一文から始まります。

既存のものを理解しながらも、時代の進展にあわせて活動する中で、必要になるのは「問いを立てる力」だと私たちは考えています。
自分たちで問いを立て、共創という手段を通じてあるべき未来を切り開いていく先に、新たな文明をつくっていきたいのです。

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企業概要

代表者名
代表理事 井上博成
事業内容
大学設立のための資金確保・基金運用、教育に関する各種イベントの企画および実施など
業種
教育機関
エリア別カテゴリ
岐阜飛騨
業種別カテゴリ
教育、学習支援業
WEB
https://coiu.jp/
住所
飛驒市古川町上町1348番地2 道の駅アルプ飛騨古川
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