日清鋼業
株式会社


耐震構造物も製作 大型商業・公共施設等を陰で支えています!
私たちはこんな会社です
■社会生活を支えるのに欠かせない仕事
私たちは1970年に、縞鋼板(しまこうはん)をメインとした鋼材問屋から始まりました。
縞鋼板とは、滑り止めや水切りの効果がある縞目模様がついた鉄の板です。工場で人が歩く部分の敷板や、商業施設の非常階段、駐車場の入り口の段差解消など、広く使われています。縞鋼板の納品実績中部地区ナンバーワンです。
その後、さまざまな鋼板や鋼材を扱う商社として、お客様のご希望のサイズに切断し、曲げる、溶接、塗装するといった加工まですべて自社グループで行うことができる全国でも数少ない会社となっています。
業界内では「縞鋼板と言えば日清」と思ってもらえている一方、縞鋼板しか扱っていないというイメージの人もいまだにいます。縞鋼板は私たちにとって大きな存在ではありますが、現在は縞鋼板に限らず建築に使われる多品種の鋼材も扱っています。例えば、ある大型商業施設の自走式駐車場の壁の中にある鉄骨と鉄骨をつなぐ部材や、鉄骨を支えるプレートです。素早い切断加工能力を活かし、1施設の駐車場につき何千枚、何万枚というプレートを切断しています。他にも、大きな鋼板を曲げる加工能力を活かして、鉄道の高架橋を支える耐震構造物の製作なども担っています。
こうした仕事は外からは目に見えません。また、お客様から直接お礼を言われることもありません。しかし、多くの人の命を守り、社会を支えるのに欠かせないものです。
■Purely Everyday 日々清らかに
私たちの社是は「日々清らかに仕事に精励」。創業者が決めた社名の由来でもあります。
「清らか」とは、嘘がないことだと考えています。会社で仕事をする上で、同じ社員やお客様、ステークホルダーに対して、嘘がない自分であってほしい。間違えてもいいけれど、嘘でごまかそうとせず、悪かったことを認められる人間であってほしいです。「正直にやろう」という精神が今に受け継がれています。
私たちが挑戦していることを紹介します
■おしゃれなコンテナハウスの誕生で、喜びの声を直接聞けた
2021年に新規事業として、コンテナハウス「ISOL.(イソル)」を開発しました。
コンテナハウスというと、海外から輸入した海上コンテナをイメージする人が多いです。しかし私たちは国内・自社グループで一貫して製造。大きさや設備など、細かいところまでご要望に合わせて仕上げることができます。また、建築基準法にも適合しています。
ISOL.は高品質の鋼材を使用し、鋼板を切断し曲げて波状にしたり、鉄骨を溶接したりと、自分たちの加工能力がわかりやすくまとまったものでもあります。それをお客様から直接「かわいい」「おしゃれ」と言ってもらえるのは、社員にとって今までにない経験です。
まだ大々的に宣伝をしているわけではありませんが、紹介や口コミ、ホームページやインスタグラムのDMなどから問い合わせがあり、少しずつ広がりを見せています。カフェなどの飲食業からの問い合わせやご注文が多いですが、それ以外にもアウトドア施設や個人で秘密基地のように使うなど、幅広いご要望や用途があります。
2024年には岐阜県美濃市に展示場を設けました。長良川沿いで、川越しに山々を望む眺めのいい場所です。今後はここでISOL.を使ったカフェも運営する予定です。
■ISOL.を「夢をかなえる箱」に 正解のわからない状況を面白がって進める
ISOL.について、想定していたより大きなお話もいただけるようになってきました。2025年1月に完成した兵庫県の案件は、衣料品メーカーがお客様で、見学できる縫製工場や小売店舗を設け、人が集う場所にしたいというものでした。2階建てを含む20フィートサイズのコンテナを7基設置しました。
魅力的な案件だと思って引き受けましたが、これだけ大型だと地盤改良や建築確認申請が必要になります。私たちは建設業許可も持っていないし、建築士もいません。そこで現地近くの工務店を探して何件も直接電話し、協力をお願いしました。そして「面白そう、協力するよ」と言ってもらえる会社をやっと見つけ、会いに行くところから始まったのです。この案件は、私たちを含めた3社のJV(複数の企業が一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する事業組織体)で完成させました。
これまでやったことのない分野なので、要領よく進められたわけではありませんが、その分面白さもあります。こういった経験がないことでも面白がって、へこたれずにやれる人がいたらぜひ一緒に働きたいです。
まだまだ需要が掘り起こせていない部分もあると感じます。ISOL.によってお客様のやりたいことをお手伝いし、応援したい。ISOL.を「夢をかなえる箱」にしたいですね。
■生き残るためには省人化のための設備投資と若い人材が必要
例えば溶接について言うと、今は優秀な溶接工に頼っていますが、将来的には職人の高齢化が進み人材が確保できなくなる可能性もあります。
溶接に限らず、今後生き残るためには無人でも作業可能なロボット加工機への投資、そしてそれができるだけの余力のある会社であることが必要です。
私たちは、業界の中では早期にファイバーレーザー切断機を導入しましたが、同業他社も追随してきています。
同時に、省人化できない部署もあります。特に現在、若い人材を必要としているのは営業職です。最近では若い営業社員が他社から学び、より売上を伸ばすために新しい機械導入の提案をして認められたこともあります。自ら提案し、状況を変えていく気概のある人が来てくれるとうれしいです。
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企業概要
- 代表者名
- 代表取締役社長 濱田鎮行
- 従業員数
- 40名
- 資本金
- 20,000,000円
- 事業内容
- 鋼板を中心とする金属の素材の切板、曲げ加工、穴あけ加工、機械加工、溶接加工、塗装加工、メッキ加工、図面作成などの加工業務
- 業種
- 金属加工業
- エリア別カテゴリ
- 愛知/名古屋
- 業種別カテゴリ
- 製造業/卸売業・小売業
- WEB
- http://nissin-co.jp/
- 住所
- 名古屋市南区要町3丁目15番地
老舗鉄工所の加工能力を活かして次世代へつなぐ新規事業・オーダーメイドコンテナハウス【ISOL.】が成長中!