株式会社
水生活製作所


年齢・性別を問わず働きやすい、「人間力」を高められる会社
私たちはこんな会社です
■「水まわり便利品」の幅広い技術を生かしたシャワーヘッドが人気
私たちは「水まわりの便利品」について設計開発、製造および販売をしている企業です。「水まわりの便利品」とは、水栓、シャワーヘッド、浄水器などを総称して使っている言葉です。
私たちが拠点を置く岐阜県山県市は「水栓バルブ製造発祥の地」と言われ、現在も水栓バルブの製品や部品を製造する企業が集積する、業界では有名な産地です。岐阜県は、水栓金具関連製品、部品の生産高において国内シェアが約40%と、日本でNo.1であり、山県市は岐阜県内でのNo.1になります。
そんな環境の中、私たちは、設計開発から各製造工程(銅合金の鋳造、機械加工、研磨、メッキ、組立)そして、プラスチックの金型製造や射出成形(加熱して溶かしたプラスチックを金型に吹き付けて成形する製法)も自社工程として保有している会社です。
自社ブランドの水栓を製造販売する国内メーカーは日本全国に8社しか残っていませんが私たちもそのうちの1社です。
生産する製品には自社ブランド品(約40%)と、他企業からのOEM(生産の受託)やODM(デザイン、設計から生産までの受託)の製品があります。
自社ブランドの代表的製品の1つは「シャワーヘッド」です。住宅の新築やリフォームで水栓を取り替えるときに選ばれるのは、流通網が整っており、宣伝にも大きな予算を使える大手企業品に限られてしまいます。よってユーザー様が自分で買い、取り替えることのできる品物を自社ブランドで販売していこうと考え、シャワーヘッドの製造・販売を始めました。
浄水器の技術力を生かした除塩素シャワーヘッドや、ナノバブルシャワーヘッドの製品があり、国内の人気ランキングの上位を何度もいただいています。
OEM・ODMでも、現在は、ナノバブルシャワーヘッドや、節水シャワーヘッド、洗濯機用ナノバブルアダプターなど、大手日用品メーカーや、ホームセンターのプライベートブランド品を生産しています。
■商品の全工程に携わる企業で、ユーザーとしての視点を、ものづくりに生かせる面白さ
他の製造業、例えば自動車業界などでは、製造ロットが大きいこともあると思いますが、「機械加工」、「メッキ加工」など単一工程のみを保有されている製造会社が多いと思います。しかし私たちは、小規模ながら、設計開発から銅合金鋳造、機械加工、研磨、メッキ加工、組立やプラスチック金型製造、射出成形まで、つまり部品製造から完成品までの全工程に携わっています。
これはお客様から、品質、コスト、納期に関してより信頼感を得られることであり、働く人にとっても面白味や誇りを感じていただけることだと思います。
また、水栓やシャワーヘッドなどは、社員の皆さんも毎日、家で使うものであるので、ユーザーとしての視点を、ものづくりに生かせます。
例えば、自社ブランドのシャワーヘッドの開発においても、開発途中の試作品を、開発担当や販売担当など、何人かで実際に使ってみて、試行錯誤しながら製品化をしていきます。自分の体験、意見をもとに製品化が行われていくので、できあがった製品、部品に対する愛着を持って、ものづくりや販売に取り組みやすい会社であると思います。
■年齢、性別を問わず働きやすい会社に
私たちの社員の男女比は、ほぼ1:1で、女性の比率が高く、若い世代の社員も多いです。開発部では1年目の社員に新規案件を任せることもあるなど、すべての世代の社員にチャンスがあります。
子育て中の社員も多いです。お互いの状況を理解しあい、学校行事などの際は、日程を確認しあいながら休みを取っています。またそれができるよう、普段から仕事を共有し、休む人がいても誰かが代わりにできるような体制を整えています。
結婚・出産後も働く女性が増えたことで、若い世代もロールモデルを間近に見ることができ、だんだんとそれが当たり前のようになってきました。今後は男性社員の育休取得も広がっていきそうです。
こうしたことができるのは、普段から社内で、世代や役職を超えてコミュニケーションを取ることができているからかもしれません。月1回、社員がある月刊誌の指定記事を読んで感想文を書き、全社員が集まって、グループ毎に膝詰めで意見交流する研修を続けています。また部署ごとに行っている毎朝の朝礼でも、会社が指定している冊子資料を読み合わせ、社員が順に1分間スピーチを行っています。聴く力や表現力、論理的思考力ほか人間力を高め、お互いの働きや、存在に感謝を表現したり、会社として向かうベクトルを合わせていく機会を設けていることが、私たちの力の源泉だと考えています。
社内の「環境整備」も、コミュニケーションやチームワークに結びつけて取り組んでいます。毎朝20分間、5S活動の時間を設けているのに加え、月1回、経営トップや工場長が全部署を回って、各部署の5S活動や安全衛生活動、改善提案などに得点をつけます。点数に応じて毎月、各部署に報奨金を出し、年間に何度か行われる部署別懇親会に使ってもらうようにもしています。
私たちが挑戦していることを紹介します
■自社ブランド品の充実や海外展開。製造技術の進化も
シャワーヘッドについては、今後もよりレベルアップしたものを次々とお客様に届けたいと考えています。国内に限らず、海外のお客様へも届けていきたいです。現在はアメリカ、台湾、中国、ベトナムで製品を販売しています。例えば硬水でも除塩素フィルターが詰まりにくくするなど、各国の水まわり事情に合わせた製品を開発しているところです。
また2025年初頭には、非常用の浄水器を発売しました。
災害時に、飲用の水はペットボトルの寄付などですぐに届いても、生活用水は、なかなか水のインフラが復旧せずに困っていると聞きます。
この浄水器は、川や排水路の水を手押しポンプで透明にして生活用水にできるものであり、これをさらにPRするとともに、製品としてのブラッシュアップもしていきたいです。
製造面では、さらに製造技術を進化させていきたいと考えています。2025年にドイツの同業界の工場を視察する機会を得ましたが、自動化、DX化が進んでおり、ある製造現場では機械をメンテナンスする製造技術者しかいない工程もありました。
中小企業は労働集約的な仕事が多いわけですが、生産年齢人口が減少していることによる人材の採用難や、材料、燃料、賃金などコスト上昇に伴う付加価値の減少が進む中で、より一層、製造工程の自動化を進めていく必要があると考えています。
■水まわりから、幸せな暮らしや社会に貢献
私たちは、企業理念を「水まわりに、より良い価値を提供し、幸せな暮らしと、社会に貢献します。」と定めており、これは弊社が社会に存在する目的であり、社員の皆さんが、弊社で働く「目的」だと伝え、共有しています。
この企業理念の中にある「幸せな暮らし」とは、第一に社員、そしてお客様、そして仕入先、銀行さんなど、弊社に関わってくださっている全ての皆様の「物心両面において、より豊かになっていただくこと」に貢献することと定義しています。また「社会に貢献する」とは、私たちが存在する地域社会、そして県、国、世界に貢献することだと定義しています。
また私たちはコーポレートスローガンを広告や名刺に掲載していますが「水からステキな生活をつくる」と定めています。これは私たちの経営目標をトータル的に表したものです。
この企業理念や経営目標を実現するため、一緒に働く仲間を求めています。さまざまなことに挑戦したい人、失敗しても粘り強く頑張る人、人間力を高め、自分だけでなく、周りも幸せにできる人と一緒に働けるとうれしいです。
水まわりの「ものづくりの灯」を、山県市で灯し続ける意気込みを持ち、皆が幸せに生きていける環境をどう継続していくか、皆で知恵を絞りながらやっていきたいと考えています。
TAKE ACTION
現在この企業が
受け付けているアクションはこちら
- ラフに参加できるイベント
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- 長期インターン
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- アルバイト
- 兼業・リモート採用
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企業概要
- 代表者名
- 代表取締役会長 早川徹
- 従業員数
- 148名
- 資本金
- 7,800万円
- 事業内容
- 給水栓類・配管継手類・浄水器類の設計・開発・製造・販売、化粧品の製造・販売
- 業種
- 製造業
- エリア別カテゴリ
- 岐阜/岐阜地域
- 業種別カテゴリ
- 製造業
- WEB
- https://www.mizsei.co.jp/
- 住所
- 岐阜県山県市東深瀬94-2
自社ブランドのシャワーヘッドは人気ランキング常連。「水まわりの便利品」を国内外に発信