ダイアトップ
株式会社
社員が成長できる組織をつくり、ニーズを先取りした商品開発を実現
私たちはこんな会社です
■チェーンソーのガイドバーで白鳥から世界へ
霊峰・白山連峰のふもと、自然豊かで林業や農業が盛んな郡上市白鳥町(しろとりちょう)に、私たちダイアトップはあります。
主要な商品の一つが、木を切るチェーンソーの、チェーンを支える「ガイドバー」と呼ばれる板。1959年に地元の林業者のためのガイドバー修理からスタートし、その後自社開発も始めました。
私たちの「SUGIHARA」ブランドのガイドバーの原料は、粘りや耐久性のある日本産の鋼材。そこに焼きを入れることで、競合となる外国メーカーと比べても、硬くて折れないという評価をいただいています。
2018年に現社長が就任してから、世界市場への進出をさらに強化。現在では、スウェーデンやイギリスなど15か国のチェーンソーメーカーや商社と取引を行い、世界シェアの30%を占めるようになりました。郡上・白鳥の小さなメーカーの製品が、世界中のユーザーに愛されるブランドに成長したのです。
他にも「切る」を核として、草刈り用のナイロンコードカッターや、チェンソー刈払機用グッズなども製造しています。
■社員の成長で、ニーズを先取りする商品開発を実現
現在力を入れているのは、新しい技術や製品の開発です。お客様がほしがりそうなものを一歩か半歩先に予想し、先行して開発することで、お客様が必要なときには、すでに提案できる状態になっていることを目指しています。
世界のお客様の考えは、地域などによってそれぞれ違います。ニーズの先を行くためには、そうしたお客様のことをよく知り、「こういったものなら便利」「ここにチャンスがある」と分析、考察する思考が必要です。
実は私たちの若い社員には、プライベートが充実し、幸せを感じている人が多いです。会社の近くにマイホームを建て、仕事が終われば一家団らん。都会ではハードルの高いことです。
そんな社員が、世界のお客様のニーズを掴んでその先を行くために、学び挑戦するモチベーションを上げられるよう、社員が成長を実感できる組織づくりを重視しています。
これまでに、リーダーシップやチームワークなどを学ぶ「玉山塾」や、キャリアプランの研修などを実施。四半期に一回の「全体会同」では、会社全体のさまざまな活動を全員にシェアしています。 また、生産性を上げる機械を導入したり、年2回の社内アンケート結果をもとに老朽化した設備を改修するなど、働く環境の整備も行ってきました。
こうした取り組みの成果は目に見える形に表れています。2022年の売り上げは2019年に比べて146%となり、賞与を増額することができました。社員数は3年間で1.6倍に増え、離職率も9.61%から3.07%へと減少しています。 2022年度には「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」の認定もいただきました。
■鉄は硬く、頭は柔らかく
今後は、留学や旅行で世界の人に触れた経験があるなど、グローバルな視点で考えられる人、新しいアイデアを持つ人にもジョインしてもらいたいです。
今、会社に一番ほしいのは、「こういうのがあったら楽しいよね」「世の中の人をもっと幸せにできるよね」という “ノリ” 。面白そうなものが見つかったら「じゃ、調べてみよう」と、自分でフットワーク軽く動き、新しいものをクリエイトしてほしいです。
私たちが挑戦していることを紹介します
■自社ブランド商品の直販に挑戦
2024年1月からは、WEBで自社ブランドのナイロンコードカッターやアクセサリーなどの販売を始めます。
「切る」にこだわり、「すっと入り、よく切れる」ものならダイアトップ、というブランドイメージの確立を目指しています。商品とテクノロジー、そして社名を一体として知っていただくことは、今後の採用にもつながるはずです。
■地域を巻き込み、社員とともに「奇跡」を本物に
活力ある会社にするには、地域の方々も巻き込むことが必要。地域に貢献するのは普通のことだと考えています。 例えば、郡上特別支援学校のインターンシップや職場体験を受け入れ、2023年にはマッチングした1名を採用。今後さらに1名の採用が決まっています。地域の人が安心して働ける場を提供したいのです。他にもこども食堂への寄付など、小さな活動を積み重ねています。
私たちは「白鳥の奇跡を起こす」というビジョンを掲げています。小さくても、企画から開発、設計、製造、販売、カスタマーサービスまで一貫して行うことができ、世界と渡り合え、地域貢献もできるような会社は、他になかなかありません。製品が世界の企業から注目されるようになり、「奇跡」は徐々に現実のものとなってきています。
また、これまで述べた以外にも、例えばSBT(パリ協定の⽔準と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減⽬標)の認定を目指したCO2削減など、さまざまな取り組みを実施。海外のお客様とも対等に話せるような会社になってきたと感じています。
今後はさらに社員自らが意見を出し、トップダウンとボトムアップがうまく融合すると、本当の奇跡になると思っています。
TAKE ACTION
現在この企業が
受け付けているアクションはこちら
- ラフに参加できるイベント
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- 兼業・リモート採用
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企業概要
- 代表者名
- 代表取締役 玉山隆三
- 従業員数
- 80名
- 資本金
- 10,000万円
- 事業内容
- 各種チェンソー用ガイドバー、草刈用ナイロンコードカッター、造園・植木用の超硬刃付きチェン、各種安全保護用具の開発・製造・販売
- 業種
- 製造業
- エリア別カテゴリ
- 岐阜/中濃
- 業種別カテゴリ
- 製造業
- WEB
- https://www.diatop.jp/
- 住所
- 岐阜県郡上市白鳥町向小駄良809-1
目指すのは「白鳥の奇跡」。切れのいい製品で世界と渡り合う