会社の中核ポジションを担いたい!どんな企業なら成長できる?|悩みをキャリアコーディネーターが解決! - 東海ヒトシゴト図鑑

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会社の中核ポジションを担いたい!どんな企業なら成長できる?|悩みをキャリアコーディネーターが解決!

会社の中核ポジションを担いたい!どんな企業なら成長できる?|悩みをキャリアコーディネーターが解決!

東海ヒトシゴト図鑑では、キャリアコーディネーターが利用者の皆さんと面談し、皆さんのキャリア選択に伴走しながら、さまざまなお悩み相談にも応えています。今回も、よくお受けするご相談とお答えの一部をご紹介します。
大学生 Aさん

.将来は新規事業や経営企画など、会社の中心的なポジションで活躍したい!
そのために、成長できる環境で経験を積みたいです。.


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.成長意欲が高いのですね!
Aさんのイメージするような「成長」をして会社の中心的なポジションに就くには、どんな環境を選び、どんなキャリアを歩むといいのか一緒に考えてみましょう。 .

業種に関わらず、成長して、そのポジションに必要な力をつけるには、どんな企業、どんな職種を選ぶといいのでしょう?

会社の「中核」ってどんなポジション?

会社の中核を担うポジションとは、具体的にはどんなポジションで、どのような仕事をするのでしょうか。その一例を以下にご紹介します。

  • 経営企画: 自社のビジョンや目標を実現するため、会社の中長期的な経営計画を立て、実行・管理する仕事です。 主な業務には次のようなものがあります。
  • 経営戦略・経営計画の策定
  • 財務管理
  • 市場調査
  • データ分析
  • 経営計画の実行・進捗管理
  • 新たな社内制度の導入 

 

  • 新規事業開発: 新しい事業やサービスを企画し、形にする仕事です。
  • 事業開発(ビジネスディベロップメント): 新規事業開発や既存事業の領域拡大を行う仕事です。

新規事業開発・事業開発の主な業務には次のようなものがあります。

  • 事業の企画
  • 市場調査
  • データ分析
  • 事業戦略の立案・実行
  • 組織の構築
  • プロジェクトマネジメント
  • 営業活動の計画・実行

こうした業務内容からわかるように、「中核」ポジションでは多様な視点を持ち、幅広い業務を行うことが求められます。
それでは、こうしたポジションに就くためには、どんなスキルや経験が必要なのでしょうか。その一例を挙げてみましょう。

  • 営業・接客: 顧客の声を直接聞き、ニーズを把握する仕事
  • 企画・開発: 新しい事業やサービスを企画し、形にする仕事
  • 広報: 会社の理念を社内外に広める仕事
  • 人事: 人材の採用・育成等から組織の土台を築く仕事
  • マーケティング: 市場を分析し、最適な戦略を立てる仕事
どんな会社で成長する? 大手企業・ベンチャー企業・中小企業の違い
 

大学生 Aさん

.「中核」ポジションでは、幅広いスキルや経験が必要なんですね。でも、それを身に付けるには時間がかかりそう。早く成長するには、どんな環境を選べばいいのだろう?.


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.確かに、スキルや経験を1種類ずつ積み上げようとすると時間がかかりそうで、焦ってしまいますよね。
でも、その積み上げ方にはいろいろな方法があります。それは実は、企業の規模や種類と大きな関係があるんです。.

 

「中核」ポジションに必要なスキルを身につけ、経験を積むには、どんな企業を選ぶといいのでしょうか。
今回は業種にこだわらず、「大手企業」「ベンチャー企業」「中小企業」の三つの場合について、次のような項目から比較してみます。

大手・中小・ベンチャー企業の比較表(主要5項目)

観点/企業タイプ 大手企業 中小企業 ベンチャー企業
経営・事業の安定性 ◎ 市場シェア・資金力があり盤石 ○ 地域や業界で安定している企業も多い △ 立ち上げ期〜成長期の場合、変動するリスクも収入の安定性
収入の安定性 ◎ 定期昇給・福利厚生が充実 ○ 経営状況によるが安定企業もある △ 成果報酬型の場合や変動性が高い場合も
裁量の大きさ △ 制度や階層が多く裁量は限定的 ◎ 若手にも現場判断が求められる ◎ 事業の立ち上げや変革に直接関われる
業務の幅 △ 専門分業が中心 ◎ 役割を超えた関わり方がしやすい ◎ 何でもやる前提、広く深く関わる
社会的影響力 ◎ 知名度や業界内での発信力が大 △ 地域・業界内では影響力を持つことも ○ 独自性や挑戦で注目されることも

 

大手企業は経営や事業が安定しているため、収入や福利厚生などの不安が少ない中で、規模が大きく社会的影響力の高い事業に関われる魅力があります。
一方で、分業化が進んでいて、会社の意思決定プロセスも複雑なため、業務の幅や裁量は限定的な面があります。

ベンチャー企業では、役割ごとに分業するというより、事業推進のために必要とされる業務に何にでも取り組む姿勢が求められることが多いです。若手でも裁量が大きく、事業の立ち上げや変革に直接関われる可能性が高いです。
一方で、事業の立ち上げや成長段階にあって経営や事業が安定していない場合もあります。収入もこうした状況に影響を受けるほか、個人の成果に連動する場合もあります。

中小企業では、地域や業界で長年事業を行い、経営が安定している企業も多いです。限られた社員数の中で事業を行うため、一人の業務の幅や、現場で判断が求められる範囲は広くなります。
一方で、社会的影響力は地域・業界内にとどまる部分もあります。

 

中小企業の中でも、自分が成長できる企業を見つけたいなら「東海ヒトシゴト図鑑」

東海ヒトシゴト図鑑に掲載されている認定企業は、従業員規模が数名~数百人の中小企業。
ただ、東海ヒトシゴト図鑑の認定企業には、上記の一般的な中小企業の傾向にとどまらない性質をもつ企業が多いです。その特徴を以下にご紹介します。

特徴1 社会的影響力のある事業に関わる面白さがある
認定企業には、長年培った技術力や独自性で競争力を持つ会社も多くあります。ニッチな市場で、大手企業をおさえて日本一のシェアを持つ会社も少なくなく、社会的な影響力を感じながら働くことも可能です。

特徴2 新しい事業、領域に挑戦している
認定企業の中には、既存事業だけでなく、新規事業に積極的に取り組んでいる会社も多いです。
また社内制度についても、現状では整い切っていなくても、新しい制度を積極的に導入している途中の会社もあります。そうした会社では社員の状況に柔軟に対応し、必要な制度を整えてくれることもあります。

特徴3 業務の幅が広く、それを生かして柔軟なキャリア選択ができる
普段は製造を担当する社員が、企画会議に参加してアイデアを提案したり、展示会の際には接客も行ったりと、複数の職種の業務を兼務することもあります。それぞれの業務の割合を柔軟に変えることも可能です。
また、社員の意向や適性などによって、「製造→企画開発」「デザイン→広報」など、大きく違う種類の業務に異動することも可能です。

認定企業には、副業、兼業で自社に関わる人材も積極的に登用している会社も多いです。その場合、多様な働き方の人材を生かす経験を積んでいるため、社員のキャリア選択にも柔軟に寄り添うことができることが多いです。

特徴4 裁量が大きく、若手社員が経営企画や新規事業開発も
社員数や階層が少なく一人の裁量が大きいことにとどまらず、認定企業では、若いうちから社長の右腕として、経営企画や新規事業開発に取り組んでいる社員のいる会社も少なくありません。
仕事の現場においても、若手社員のアイデアを積極的に採用している会社が多くあります。

大学生 Aさん

.中小企業で若いうちから幅広い仕事をしたり、新規事業を任せてもらったりしたら、成長スピードも早そう! 経営もベンチャー企業より安定している企業が多そうで、安心して働けそうです。ベンチャー企業や大手企業だけが成長できる環境ではないんですね。.


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.東海ヒトシゴト図鑑のキャリアコーディネーターにご相談いただければ、あなたのお話を聞いて、あなたが望むような成長のできる環境のある企業をご紹介しますよ! .

 

東海ヒトシゴト図鑑のキャリア面談では、こうしたお悩み相談をはじめ、皆さんに伴走しながらサポートしています。
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