当社は1956年に創業し、油作業や寒冷地域での作業者の手を守る作業用手袋「ミエローブ」や、洋菓子や生肉、魚介類のテイクアウトや輸送などに貢献する保冷剤「スノーパック」を開発・製造してきました。

「冷やす」「温める」を可能とするゲル化材料の配合・充填のノウハウを培い、大手製薬メーカーの氷枕等の保冷具OEM生産、そして2005年には医療機器の製造業、製造販売業の認可を取得し、医療機器分野へ積極的に展開しています。2020年にはコ・クリエーション（共創）のプラットフォームとして「ミエラボ」を創設しました。

【メンバー紹介】
・社員数
社員数は60名です。年齢層は幅広く10代∼70代の方が働いています。
平均年齢は男性:40.5歳 / 女性:36.7歳。

・働く人はどんなやりがいを持っていますか？
O営業２部：様々な業種のお客様との出会いが多く、知らないことも多く、日々、勉強させていただいております。様々なお客様との出会いの中で人間的に成長をさせて頂いている事を実感します。一期一会じゃないですが、人との出会いに喜びとやりがいを感じております。
K企画開発室：企画開発室として製品を創り上げるということは本当に苦しい仕事です。でも、自分のアイデアが製品化されたときに嬉しく思いますし、その製品が店頭に並んでいる姿を見たとき感無量です。企画開発の仕事でしていなければ味わえない喜びです。今後も常に新しい素材を探し、新しい製品を創り上げて行きたいと考えております。
N生産部第２課：翌日の業務に備え前日から精査に予定を組んでいますが、当日急な欠勤や飛び込みの注文が入って予定が崩れると苦悩することもありますが、飲食店やホームセンター・ドラッグストア等で他部門製品も含め自社の製品を目にすると、やはり嬉しいです。

・社風
新しい変化を恐れずにチャレンジしていこうという時代の変化に対応した柔軟な考えを持った会社です。メーカーとして製品力や質向上を目指すのはもちろんのこと、産官学連携や企業間コラボ、兼業副業人材・インターン生との共創などの「ミエラボ」の取り組みを中心として、外部に開かれた会社を目指しています。外部人材をプロジェクトベースで採用していくことが理想形の一つでもあるため、当社に関わりのある方のコミュニティ作りを行いつつ、事業推進と組織づくりを両輪で進めています。
社長が新しいこと、とがった変わったこと、変化することを全く恐れずとても理解があります。社長を始め上司たちも上下関係関係なく皆が平等に意見を出し合える環境です。

当社は食品を守る保冷剤、作業者を守る作業用手袋・作業保護具、医療機器といった三重から「守るもん」を創るメーカーです。
近年、生活・働き方・考え方・モノ等が急速に変化する時代であり、地方の中小企業は人材不足、情報不足、認知不足など時代に取り残されている現状があります。
当社は時代と共に柔軟な考えを持ち変化に対応していくべきと考え、多様な人材が集い面白い製品やアイデアを創っていくコ・クリエーションの場「ミエラボ」を創設。ミエラボはオープンイノベーションであり、地域や行政、企業、大学、教育機関、個人との「連携」を中心に多様性との共創により既存事業の枠にとらわれない新たな『発見』に取り組む挑戦をしています。

住む場所・働く時間・キャリアを問わずに企画に参加でき新しい働き方の実現を可能としています。このような取り組みは地方の中小企業メーカーでは未だ新しくチャレンジングな取り組みです。
また、医療機器では松阪市内の医療機器メーカーと連携した「MMM（松阪メディカルメンバーズ）」を発足し、連携することでスピード感を持った企画開発が可能になり、個々の技術を組み合わせることで医療器機の発展にも繋がる仕組みを創り上げました。