■我が社のメイン事業とは
当社は2008年創業で、建設現場で必要不可欠な足場の仮設工事を行う企業です。

■こんな分野で活躍しています
かつて中心だった戸建て住宅から、現在は工場やマンション、公共施設など大型工事へと移行し、さらには土砂崩れなどの災害予防のための土木工事にも幅を広げています。迅速かつ正確な作業を心がけつつも、定められた基準や法令を確実に遵守し安全な足場を組み立てています。「ＳＳの職人が組み立てた足場は安全で効率よく作業できる」と、お客様から高い評価をいただいているのが、当社の一番の強みです。このような信頼の積み重ねから、三重県や静岡県、長野県等、県外での工事も多数ご依頼いただくようになりました。
また建設現場だけでなく、最近では市内の小中学校から、足場を使ってプールの日除けや運動会の観覧席の設置というご依頼もいただくようになり、陰ながら学校教育活動の支援もしております。

■社名「SS」の由来
建設業界では、「5S（整理・整頓・清掃・清潔・しつけ）」が非常に重視されています。これらに加えて、信用・信頼、スタッフ、スキャフォールド（＝足場）など、私たちが手がける仕事には様々な「S」がひもづきます。また、2つのSを重ねると真ん中が無限大（∞）の形にも見えます。「SS」にはあらゆる「S」を無限に追求していくという思いが込められています。 そしてもう一つ。「S」が連なるロゴの形は風車にも見えます。お客様から風＝仕事をいただいて、初めて私たちは動き始める。そんな意味も込めています。

■挑戦していることを一言で表すと？
大型案件をいただくようになった2018年頃から、金融や教育といった他分野から人材を採用し、教育体制の大幅な見直しや福利厚生の充実に取り組んでいます。例えば、職人の技術や資質の向上を図る教育を提供できる体制を整えるとともに、年齢を重ねると、現場から営業に異動したり講師資格を取得して後進育成に励んだり等、自身のキャリアアップの道を複数から選択できるようにし、職人の人生設計を支援しています。また資格取得に係る費用支援、酸素ルームの設置や食事補助など、福利厚生の充実ぶりは業界トップクラスと自負しています。

■挑戦のきっかけ、背景
とび職は飛鳥時代から続く伝統ある職業であり、建設現場では欠くことのできない奥の深い仕事ですので、職人は誇りとやりがいを感じています。それが魅力と言えます。
ただ、とび職に就く人のバックグラウンドは様々です。例えば道を踏み外してしまったり、回り道をしてしまったり…。だからと言って「怖い」「ガラが悪い」という雰囲気は、当社には全くありません。「ともに成長し、ともに生きていく」人として学び成長できる環境を整えることで、やりがいや生きがいを感じながら仲間とともに前向きに働く職人が育っているからです。彼らが立ち直り一人前の社会人として活躍できる環境をつくり、彼らを支えていくことも当社の使命だと考えています。

■挑戦の先に見据える展望とは
職人が育っていけば、会社の成長にもつながります。そして会社が成長すれば、職人たちも働きやすくなります。知識や経験を磨きながら、そんな良いサイクルを我が社だけでなく業界全体に生み出していきたいです。