■我が社のメイン事業をご紹介
金型製作から始まり、現在は射出成形によるプラスチック部品の製造をメイン事業で展開しています。事業を展開する上で重視してきたのが、「他ではできない、感動できるものづくり」。これまでにも海外の製造業では対応できない、高い技術力が求められる部品製造を積極的に手がけてきました。困っているお客様からの相談があればできる限り応えることで技術力を伸ばし、信頼を勝ち取ってきました。

■こんな分野で活躍しています
当社で主に手がけるのは、自動車用のプラスチック部品。一口に自動車用部品と言っても種類はさまざまです。西尾市では古くからら鋳造・鍛造が盛んですが、プラスチック成形を得意とする会社は多くなく、例えば自動車の軽量化にあたって金属製部品を樹脂に置き換えたいとの相談も数多く受けてきました。自動車産業を部品製造から支えているともいえます。

■仕事をする上でのモットーは…
いろいろなことにチャレンジしてほしいと、常日頃から社員に伝えています。ただ、自分自身だけで頑張れ、ということではありません。周りと力を合わせ「一緒にやっていく」ことを意識して、楽しみながら「やってみたい」に踏み出してもらいたいと思っています。

■挑戦していることを一言で表すと？
「継続」を形にすること、です。これまで、働き方の改善や社内コミュニケーションの活性化をめざして細々としたアクションを続けてきました。
加えて重視して取り組んでいるのが、男女関わらず長く働ける環境づくりです。

当社は製造業では珍しく、女性社員の比率が大きいという特徴があります。一方で女性は男性と比べてライフイベントの影響を受けやすく、会社としても男女関わらず長く働ける職場にしていきたいという思いがありました。産休・育休明けに復帰する女性社員も多く、品質管理や検査などこまやかな仕事が求められる部署はもちろん、部品製造でも女性社員が活躍してくれています。

産休・育休後に復帰した女性社員

■挑戦のきっかけ、背景
会社としては半世紀の歴史がありますが、社員の入れ替わりなども少なくなく、長く続けることに対しては課題を持っています。言い換えるなら、半世紀の歴史があっても基盤となる風土・文化が固まりきっていない、やや不安定な状態といえるのです。だからこそ、「続ける」は常に意識していかないといけないと感じています。
「新しいことに挑戦したい」とキャリアチェンジを希望する社員に対しては、部署異動を行うこともあります。一つの部署にいることで仕事に対してマンネリ感を抱くのなら、新しい部署で新しい仕事に挑戦したら良い刺激を受けるかもしれません。何より社内でいろんな仕事を経験することで、ワークシェアにもつながると見込んでいます。

■挑戦の先に見据える展望とは
長く、安心して働き続けられる環境が整えば、社員一人ひとりが今以上にチャレンジングになれると期待しています。そのチャレンジ精神が、新たな技術力の創出や、品質向上につながるのでは。今の事業に限らず、技術を積み重ねて世の中の未来に関わる仕事を手がけていきたいと考えています。