株式会社
清水弥生堂
菓子店、パン店、レストラン、スーパー、給食……食を通して飛騨地域に貢献
私たちはこんな会社です
「食を通して地域に貢献する」。これが今、私たちが目指していることです。
私たちは岐阜県高山市を本拠に、食を中心とした業務用卸売を行っています。主な事業エリアは飛騨地方を中心とする4市1村で、岐阜県の面積の約半分にあたるほどの広さです。
最近では地域商社として、地域の商品について地域外で販路を開拓し、売り出すことにも力を入れています。
■お客様にとって便利なサービスが強み
卸業者として、地域のスーパー、レストラン、ホテル、パン屋さん、お菓子屋さんなど、さまざまなお客様とのお取り引きがあります。お客様が質の高い食べ物を提供することによって、地域の食生活が楽しくなればと思っています。
創業から100年以上、卸業を始めてからは70年以上。長年、さまざまなお客様や仕入れ先とお付き合いをしているので、例えば急な納品などさまざまなご要望に、小回りをきかせて応えることができます。
食品だけでなく、包装資材やレジの機械などもワンストップで提供しているのも大きな強みです。
また、広大な事業エリアのほとんどに毎日配達しています。今では地域のパン屋さん、お菓子屋さんの7割以上は私たちのお客様です。
■観光客の食の困りごとを解決
高山市は観光地として国内外で人気です。2023年にはコロナ禍の落ち着きとともに、再び多くの外国人観光客でにぎわうようになりました。私たちは、こうした観光客の食のニーズを満たしたいと考えています。
東南アジアからのムスリム(イスラム教徒)観光客が急増してきた2014年、協議会を設立して、食の困りごと解決に取り組み始めました。イスラム教の教えでは、アルコールや豚肉などを口にすることが禁じられています。例えば名物の高山ラーメンを食べたくても、チャーシューや、スープに豚の脂であるラードが入っていれば食べられません。そこで「チャーシューもラードも抜いたラーメンを作りませんか」と、飲食店のお客様にこちらから提案したりしてきました。
2021年からは「飛騨高山フードバリアフリー協議会」として、より多様な観光客の受け入れ環境整備に取り組んでいます。今後は、最近増えているヴィーガン(動物性食品は食べない)の方々に合わせた食材の提案も行いたいです。
卸業は地域のお客様を訪問して回るので、地域外には進出しづらい業態です。だからこそ、この地域を盛り上げないと、私たちも成り立ちません。
人口減少が続くこの地域を盛り上げるには、観光業を活性化させることが欠かせないと考えています。そんな中、観光客の食で「困ったときはとりあえず清水弥生堂に聞け」という流れができつつあると感じています。外国人観光客の食べたいもの、食べられるものを、適切なタイミングで適切な量だけ提供できる卸業者としての認知を高めていきたいです。
私たちが挑戦していることを紹介します
■地域商社として、地域外へ発信
地域のブランディングを行い、地域外で販路を開拓、地元の商品を売ることで、地域の会社が潤うようにしていきたいと考えています。
国内だけでなく、コロナ禍で観光客が少なくなった時期に、海外への輸出も始めました。
自社においても、2021年から子会社で飛騨牛まんの製造を開始。地域内外へ自社から発信することが可能になりました。
地域内では、長年の蓄積のおかげで、卸のルートを使って飛騨牛まんの販売先を増やすことができました。また、地域外の企業のOEM(他社ブランド製品の製造)も行っています。今後は地域のお客様の商品も含めて、さらに地域外に販路をつくっていきたいと考えています。
■社員を大切にする、地域を代表する会社に
創業100年以上で、平均年齢は35歳。「古くて若い会社」です。若い新入社員も、同世代が多いので、すぐに他の社員と仲良くなれます。
卸業は、注文を受けた商品を提供するだけではありません。お客様が使いやすいものや、地域の方、観光客が食べたくなるようなものを、こちらから先んじて提案するなどして、次につなげるのが使命です。体と頭の両方を使いながら、ホスピタリティや提案力も培うことができる仕事なのです。
最近では、新しくオープンした大型のパン屋に若手社員が頑張って通い、メインの食材のほとんどを私たちから買ってもらえるようになりました。そうやってうまくいくときもあれば、結果が出ないときも、ミスをするときもあります。そこで、上司が若手社員の話をまめに聞くことを大切にし、一人一人が前向きに働けるよう声をかけています。
これだけ観光業が豊かなまちは全国でもわずか。そこで一緒に頑張ろうと思える人が増えるといいなと思います。その思いに応え、「ここに入社すれば間違いない」と思ってもらえるような、地域を代表する会社になりたいと思います。
アンバサダーの声
- その他 田代 達生
- 食品商社の商流には2つのタイプがあります。地域の外の食材を地域の中に持ち込む「移入型」と、地域内の食材を地域の外の人に届ける「移出型」。この2つのタイプはモノとお金の流れがまったく異なります。今、ローカルで特に必要とされるのは地域商社と呼ばれる後者の働きです。この働きは従来型の商社には自然には備わっていないものであり、地域商社の働き如何で地方の経済のパフォーマンスはまったく違ったものになります。
清水弥生堂はもともと前者のビジネスであったと認識していますが、今や後者の地域商社として着実に存在感を日に日に増しています。ムスリムフレンドリープロジェクトをはじめ飛騨高山に新たな顧客層を呼び込む先導役としても期待しています!
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企業概要
- 代表者名
- 清水幸平
- 従業員数
- 40名
- 資本金
- 1,000万円
- 事業内容
- 食料品、包装資材、機械・器具の販売
- 業種
- 卸売業、地域商社、食品製造業
- エリア別カテゴリ
- 岐阜/飛騨
- 業種別カテゴリ
- 食品製造業/卸売業・小売業
- WEB
- https://www.yayoido.com/
- 住所
- 岐阜県高山市問屋町22番地
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