ベースコーヒー
株式会社
生産地のストーリーも重ね、イメージを表現。コラボ企業に合わせた味を提案
私たちはこんな会社です
■コラボ企業に合わせたドリップバッグを提案
コーヒーは好きですか? よく飲むコーヒーについて、原料の豆をどの地域の誰がつくっているか、考えたことはありますか?
私たちは世界各国から選りすぐったコーヒーの生豆を自家焙煎して、小売や卸で販売しています。販売形態はコーヒー豆や、より簡易的に飲めるドリップバッグ、液体にしたリキッドタイプなどさまざまです。
また、コーヒーに興味を持っていただく入り口として、カフェ2店舗を経営。ドリップバッグ専門店も開いています。
特に力を入れているのはドリップバッグ事業です。店舗での小売だけでなく、EC販売や、企業とコラボしたオリジナル商品の開発・卸売を行っています。
企業とのコラボ商品は販売用もありますが、最近ではノベルティグッズとして、企業の周年記念や、イベントなどで配布するものが多いです。
開発にあたっては、まずは企業にヒアリングして、コーヒーの味やパッケージを決めていきます。味については、好みやイメージ、企業の軌跡などをお聞きした上で、約60種類の在庫の中から適する味を選んだり、オリジナルのブレンドを作ったりして提案します。
例えば華やかな感じをご希望なら、華やかな香りのある種類を入れてブレンド。例えば歴史ある会社の周年記念には、年代別にご提案。パッケージに創業当時のロゴが入った、当時主流だった苦めのものや、規模拡大期をイメージした、誰にでも愛されるマイルドな味、といったことです。
企業にドリップバッグの営業をする際にも、飛び込み営業ではなく、事前に下調べをして、ストーリー性を提案する企画提案型営業を行うように変えました。これは大変反響がよく、お取引先の拡大につながっています。
■生産地のストーリーを伝えたい
また例えば、小さな村にある企業に、小さな村で生産されたコーヒーを提案することもあります。
私たちはコーヒー生産地のストーリーを伝えたいと考えています。
2020年には、コーヒー商社主宰のプロジェクトに協賛し、ミャンマーのミンドゥイン村にコーヒー加工の機械を送りました。これを使って、現地のコーヒー農家が自分たちで豆の加工まで行えるようになれば、付加価値をつけて売ることができます。
今、村では4人の生産者によってコーヒー豆が生産、加工されており、その豆を仕入れています。
このプロジェクトに限らず、近年ではコーヒー豆を生産国単位、地域単位だけでなく、村単位で輸入できるようになりました。コラボ商品をご提案する企業のストーリーと、その村の名前や状況、生産者の生い立ちなどに重なるところがあると、より深いストーリー性を感じていただけます。
■さまざまな人材を生かす
上述の企画提案型営業は、大手企業の研修として参画してもらった、外部人材とのプロジェクトを通して見出したやり方です。
こうした外部人材の参画以外にも、閉鎖的になりすぎず、人材がふらっと来てくれるような、ほどよい開放感のある組織の土壌を作りたいと考えています。
今、カフェの店員や営業などで、大学生から60代までさまざまな人に、その人に合った仕事で働いてもらっています。いい出会いがあって、長く働いてもらえればうれしいですし、そうでなくても地域で人材が循環していくようになるといいですね。
私たちが挑戦していることを紹介します
■中間層に向けた新ブランドの準備中
「スペシャルティコーヒー」をご存知でしょうか。これは豆の大きさや欠点豆の混入率、標高などではなく品質を基準とした評価で、おいしさが認められ、生産や流通の体制も適正なコーヒーを指します。
スペシャルティコーヒーの概念は40年ほど前からありますが、あまり一般には浸透していません。私たちとしては、こうしたおいしいコーヒーがあるという選択肢を、もっと知ってもらいたいと考えています。
今、コーヒーは高くておいしいものと、安くてコストパフォーマンスのいいものに二極化しています。そこで私たちは、低価格のものよりほんの少し値段が上で、より高品質の、二極の中間にあたるようなコーヒーを提供する新ブランドを立ち上げようとしています。
低価格のものでいいと思っている人たちの中に、より高品質のコーヒーを飲む人が増えれば、さらに高品質のスペシャルティコーヒーに興味を持つ層も広がるはずです。
■コーヒーの選択肢を増やし、新たな価値観に触れてほしい
コーヒーの生産地の特徴、作り手や加工する人の思い、飲む人の思い。私たちは、コーヒーに関わるさまざまな「らしさ」を大切にしています。
約60種類の在庫を持つという非効率なことをしているのは、飲み比べることでコーヒーをより楽しみ、選択肢を増やしていただきたいからです。
世界には、こんなに多種多様なおいしいコーヒーがある。あなた「らしい」コーヒーに出会い、あなた「らしい」が深まるように、いろいろな選択肢を届けたいと考えています。
コーヒーは、飲んでおいしいとか、香りに癒されて幸せを感じるだけではないと思っています。コーヒーは、新しい価値観に触れることができるものです。
コーヒー農園ってこんなところなんだと知ったら、行ってみたくなるかもしれない。そして実際に行ってみたら、もしかしたら現地の人と結婚することになるかもしれない。私たちが何かのきっかけになって、その人にとって何かいいことがあればいいなと思います。
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企業概要
- 代表者名
- 加藤伸謙
- 事業内容
- コーヒー豆の焙煎・販売、飲食業
- 業種
- 卸売業、小売業、食品製造業、飲食業
- エリア別カテゴリ
- 愛知/尾張
- 業種別カテゴリ
- 食品製造業/卸売業・小売業/宿泊業、飲食サービス業
- WEB
- https://www.coffeebag.biz/
- 住所
- 愛知県一宮市せんい2−6−29
あなたらしいコーヒーに出会えるよう、多様な選択肢を届けたい