石川 芳範 - 東海ヒトシゴト図鑑

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工事部 管理課長

石川 芳範 Yoshinori Ishikawa

石川 芳範
自分の色を出す
須藤建設工業株式会社
職種
技術
業種
建設業
愛知 西三河

あなたの特徴・価値観をハッシュタグでご紹介ください

#先を読む
現場監督という仕事は、いかに先を読んで現場を進めていくことができるかが大事で、現場に出ているときは今起こっていることを見ているというよりも、明日のこと、来週のこと、来月のこと、その先のことを考えています。
#自分の色を出す
どんな仕事でも「言われた通り、教科書通り、みんなと同じ」でやっていては成長も進化もしないし、何よりも楽しくないと思います。 工事現場は監督によってできるものは同じでも、その過程は全く異なります。その過程で、どう自分の色を出すかが達成感(やりがい)になります。例えば、早くできるやり方を選ぶのか、遠回りしてでもより安全なやり方を選ぶのか、その判断もその人によってさまざまです。他の人に言われた通り進めたもの、人の色に染まったものでは何の達成感も感じません。自分の納得のいくやり方を、悔いのないように決断して判断してできたものにやりがいを感じています。

改めて石川 芳範さんのことを教えてください

生まれは知多半島の美浜町(「えびせんべいの里」のあるところ)。今は岡崎市で妻と子ども2人(長男は社会人、次男は大学3年生)の4人家族です。
大学を出て、マリコン(海洋土木を得意とする建設会社)に就職し、新潟や横浜で、海底トンネルや海上桟橋などの工事の現場監督を務めていました。5年間勤務した後転職し、現在の会社に勤めて21年目になります。管理課長という役職が付いてますが、つまりは現場監督です。
趣味と実益を兼ね片道15キロ自転車通勤(6年目:年間約200日)してます。

これまでの人生において、大きな選択だったと感じること3つについて、理由と共にご紹介ください

就職

大学進学の際、偏差値が他の学科より少し低かったという理由で土木工学科に。もともと海の近くの出身で、4年生のゼミを選ぶ時期には釣りにはまっていたので、海に関係する海岸工学のゼミを選びました。当時、その学科の卒業生の進路はほとんどが公務員か建設会社でした。なんとなく民間の方が大きいことをして稼げるイメージがあったので、その二つの選択肢から建設会社を選び、海に関わる会社がいいなと思って入社を決めました。

転職

就職後に結婚し、子どもが生まれました。ただ、当時の会社では転勤が続くことがわかっていました。なかなか家族のもとへ帰れない上司や先輩の姿を見たことが、転職の一番大きい理由です。5年働いて建設業や現場監督の大変さがわかっていたので、正直なところ、建設業はもうやめようと考えたこともあります。ただ、結婚し子どももいて家族を養わないといけないので、現実的なことを考えるとやはり建設会社だと考え、今の会社に転職しました。 土木に関わって30年以上、おそらくこれからも土木をやっていきます。

心臓のカテーテル手術

10年前(43歳のとき)、不整脈(心房細動)が見つかり、数年間は薬での治療を行っていましたが、薬では完治しない病気であったので心臓カテーテル手術をすることにしました。46歳で1回目、48歳で2回目の手術を行い、今は服薬も通院もしていません。 病気のおかげで酒もタバコも止め、運動する習慣も身に付き、働き方も変えました。病気をする前より、心も身体も健康になりました。

あなたが思う自社はどんな会社か教えてください

工事現場はイレギュラーなことが多く、なかなか時間管理が難しい業種ですが、全員が残業ゼロ、土日出勤ナシを意識しながら日々働いています。経営者も社員の意見に常に耳を傾け、改善できることは即改善していくフットワークの軽さが特徴です。

今の仕事を続けるモチベーションの源は何ですか?

  • 現場が終わった時の達成感:現場監督の仕事は、自然との闘いもあり、毎日が判断の連続です。そして判断した限りは、その責任を取らなければなりません。判断と責任を繰り返し、現場も書類提出も全て終えて工事完了になったときにはやりがいを感じます。やっている最中は大変ですが、やはり大変な現場ほどやりがいがあります。
  • 健康維持:身体を動かすことが比較的多い仕事なので。

あなたが思う「働くこと」の意味をどう捉えていますか?
今後考えているキャリアパスや挑戦したいことは何ですか?

自分にとっての「働くこと」とは、自分が選んできた人生の責任を取ることです。高校で理系を選び、大学進学のときに土木を選び、海岸工学のゼミに入り、マリコンに入社した。そして須藤建設工業に入社した。結婚した。どれも自分で選んできました。これという志があったわけではありませんが、それでも自分で判断して決めてきて、行き着いた先が今の自分です。その責任を取るために働いているという感じがします。 今後は高齢化社会に向け、80歳になっても動ける現場監督を目指します。自分の周りにも何人かそういった方がいるのです。そのためにも健康を第一にやっていきたいです。

ちょこっと自己紹介

趣味・特技
自転車
好きなこと
好きな言葉
自転車

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団体情報

須藤建設工業
株式会社

須藤建設工業株式会社
災害から地域を守る環境整備工事を1から10まで管理
安定した業績に満足せず、地域貢献や働く環境の改善など積極的に挑戦