【NPO職員登壇授業】名古屋産業大学セミナー実施レポート
2023年08月14日(月)
本記事では、2024年6月19日(水)に名古屋産業大学にて実施したセミナーの様子をお伝えします。現代ビジネス学部の学生49名を対象とし、未知の時代を生きていく上で自分でキャリアを構築する重要性を、G-net職員のキャリア観や経験、活動事例など多様な働き方を通しお伝えしました。受講した学生の多くがキャリアの選択肢は多様であり、その中で自身の選択肢を広げていく経験を積む重要性を実感し、第一歩としてキャリアセンターの活用やインターンシップへの参加を前向きに考えるきっかけとなりました。
G-netでは、地域と連携してきたノウハウを活かし、地域の学生が低年次からでも自分らしいキャリアを探究できる機会を提供したいと考えています
【テーマ】
なぜ新卒で岐阜のNPOに?~ローカルへキャリア選択~
【メッセージ】
- インターンシップに挑戦することの醍醐味はホンキの社会人に会うこと
- ホンキの社会人と接する機会がキャリア観の醸成に役立つ
- 一方で、自分と向き合う内省の時間がキャリア選択には必要
- 自分と向き合う機会として、大学のキャリアセンターやG-netのような団体を使ってほしい
【授業情報】
- 地域ビジネス論
- 名古屋産業大学ビジネス学部3・4年生
【授業登壇者プロフィール】
講師:馬場真樹さん(NPO法人G-net職員)
福島県会津地方の只見町の出身で高校進学を機に家を出る。その後、医学部進学を目指し2浪するが成績が上がらず立教大学へ進学。福島の被災地域でのインターンシップを通して、自分が地元のことを知らないまま、地元の可能性を決めつけて外に出てきたことを自覚する。復興のための人材育成をする(一社)あすびと福島が企画した越境フィールドスタディーでG-netを知り、将来、只見町に戻って「地元にある仕事やそこでのキャリア、働く人を知った上でキャリア選択をしてほしい」という思いから、キャリア支援事業を成立継続させる術やマインドを身に着けるために、2023年10月G-netへ参画。
【学生の感想】(一部抜粋)
私は大学や社会人になるタイミングで故郷を出ていき、正月に帰るだけの故郷という扱いをしていたので、盛り上げようとする考えに驚いた。 |
中小企業が日本全体の中で約7割も占めていることに驚いた。 |
まとめで語っていた事で本気の社会人と会うことや自分との付き合い方が印象に残りました。 |
G-netでは、地域と連携したキャリア教育を実践している大学と協力し、地域の学生が自分らしいキャリアを選択できるように一緒に多様な機会を提供したいと考えています。
セミナーでは、次のようなメッセージをお伝えしています。
例)
・低年次からのキャリア形成の重要性
・インターンシップ、アントレプレナー教育の実践事例
・学生がすぐにチャレンジできる具体的プログラムの紹介
・地域企業の経営者や多様なキャリアを持つ人による活動紹介
今後も、各大学の現状や対象学生に適した内容を一緒に考え、学生にとって自分らしいキャリアを考えるきっかけとなる機会を提供していきます。
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NPO法人 G-net (担当:志知、木村)
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