メイクスタート
株式会社
ゴルフ、馬具、ヘルスケアなどの分野にも挑戦 「名工」認定者も多数
私たちはこんな会社です
■自動車のゴム製部品のための、精度の高い金型
私たちは、自動車関係の金型製造を中心に、その技術を活用した新しい商品開発も進めている会社です。
金型(かながた)とは、材料を流し込んで成形加工するための型のことで、量産品の生産には不可欠なものです。これまで世の中になかった新たなものを生み出すとき、0から1をつくるときには、金型が絶対に必要になります。ものづくりのスタート地点であり、ものづくりのインフラなのです。
金型の製造は、毎回新しいものを0からつくり出す仕事です。言われた通りにやる仕事ではなく、自分で「こんなものをつくりたい」と考えながらできる仕事です。
私たちは自動車部品のゴム製品の金型からスタートしました。ゴムは膨張や収縮など複雑な物性を持ち、扱いづらい材料ですが、自動車部品では高い精度が求められます。
例えば、私たちは「ウェザーストリップ」という部品の金型で国内トップクラスの実績を上げています。これは自動車のドア周りなどに付けられている部品で、ドアとボディの隙間をなくしたり、ドアなどを閉めた衝撃を和らげたりするものです。精度が少し低いと雨漏りがしたり、扉が閉まりきらず異音がしたりするため、きちんと閉めるために厳密な精度が求められます。
金型は金属を削ってつくります。熟練工に言わせれば、鉄も「生き物」。生き物のように変化する鉄を、歪まないように削るにはどれくらいの力をかけたらいいか考え、シミュレーションしながら進めるところに技術が現れます。

現在ではゴムだけでなく、プラスチック製品の金型も手掛けるなど、より幅広い材料に向けた金型を製造しています。
私たちのパーパスは「創造の歩みをとめず ひとてまかけて 世界の人々と幸せをカタチづくる。」です。その中でも大切にしているのが「ひとてま」です。相手の気持ちになって、立ち止まって考え直し、本来なら必要のない手間をかける。それができるといいものづくり、いい事業ができるし、いい人になれるのではないかと考えています。
■技術者の3分の1以上が「名工」
社内には、厚生労働省の認定による「現代の名工(卓越した技能者)」が2人、愛知県の認定による「あいちの名工(愛知県優秀技能者)」が11人います。社員が外部からも評価されるだけの実力を持っていることは、私たちの技術の強みとなっています。
以前から国家技能検定を評価の軸に据え、挑戦して合格した社員は昇給したり、手当がついたりします。このように成果報酬を取り入れていることが、それぞれがやりがいを持ってチャレンジすることにつながっていると感じています。
社内では顧問が教育支援を担当しています。その顧問をはじめ、さまざまな技術を持つ社員が身近にいるため、若手社員にも一つの資格を取るだけで終わらず、専門外の技術も習得しよう、もう一つ資格を取ってみようとしている人が多いです。例えば、設計部の若い社員が手加工についても学んでいたりします。こうしたことで、技術的な面で視野が広がり、発想が豊かになっていきます。
■自社商品でのチャレンジが本業の広がりにつながる
「金型」を知らない人も多い中で、私たちの技術を、皆さんの知っているものに置き換えて伝えていきたいと考えてきました。その中で2018年に始めたのが、私たちの企画によるゴルフクラブのブランド「MUQU」です。自動車部品で鍛えた技術を活かして、一品一品、金属の塊から彫り出す「無垢彫り」で、きれいに高精度で削り出します。高価なものになりますが、自分たちの技術を伝える、プロダクトアウト型の商品として挑戦しました。

これは地域の企業11社がコラボレーションするプロジェクト 「KASANE CHUBU」によって開発しました。
開発を進める中で、一社だけでプロダクトを世に出すのは難しいと気づきました。それなら、自動車のようなピラミッド形の構造ではなく、みんなで輪になってものづくりができないかと考えたのです。私たちだけでなく、一緒につくっていただいているパートナー企業を前面に出せる機会もできるだけつくり、顔の見えるものづくりができるように考えています。
2019年からは、乗馬用の鐙のブランド「ABUMI」のプロジェクトもスタートしました。これは騎手の武豊さんとともに試作・改良を重ねて生まれたもので、日本初の国産の鐙です。
このプロジェクトは「MUQU」とは違い、ユーザーがほしいものを適正な価格でつくる、マーケットイン型の商品づくりを学ぶ素晴らしい機会となりました。ユーザーのほしいものを熟考し、アウトプットしていくことがこんなに喜ばれることだと知ることもでき、成功体験になりました。現在では、この鐙を使う騎手や調教師が国内外に広まりつつあり、新たな馬具開発にも取り組んでいます。
また私たちは、医療従事者が働きやすい環境をつくるためのものづくりにも取り組んでいます。
実は社長は現役の医師でもあります。医療の現場では、患者さんの治療に関する薬は研究開発が進んでどんどん変わり、機器も増えていきます。しかし医療従事者が働く現場には、30年前から変わらないものもあり、不便を感じることもあります。患者さんにいい医療をするためには、医療従事者がモチベーション高く働ける現場をつくることも大切です。そこに私たちができることがあるのではないかと考えました。
これまでに、キーボードを介した感染を防ぐ「TOUCH WRAP」や、手術中の放射線防護板などを開発してきました。さらなる商品の開発も進んでいます。

他に、アウトドア事業などにも挑戦しています。


こうした新事業を始めたばかりのころは、社内に「本業をもっとしっかりやった方がいい」という空気もありました。ただ、外部から面白がられたり喜んでもらえたりする機会が増え、徐々に新しいものをつくることへの社員の興味も高まっていきました。また、これまで金型の仕事では「言われたことだけやっていればいい」という発想が根深くありました。しかし自社商品でチャレンジするうちに「金型でもっとチャレンジできるのではないか」という気運が高まり、ゴム以外の材料を入れる金型への挑戦にもつながりました。小さな成功体験が積み重なって変化が生まれ、いい循環を生み出せるようになってきていると感じます。
私たちが挑戦していることを紹介します
■金型は0からものを生み出せる仕事
金型製造を行う企業は現在5000社を下回り、リーマンショック前の3分の1ほどに衰退しています。金型産業を守っていくには、金型の仕事をより魅力あるものにして、人が集まるようにしていかなければと考えています。そのためにも、私たちが新たなチャレンジをして、フィールドを広げながら、認知を高め、応援してもらえる産業に変えていきたいです。
金型の仕事の魅力はやはり、自分が「こんなものをつくりたい」と思ったものを0からつくれることです。社員の中には「馬具の仕事がしたい」と転職してきて、実際に企画、開発している人もいます。「こんなものをつくりたい」と考えている人が、社内の名工と一緒になって、うまくコミュニケーションを取りながら形にしていけば、世の中を変えられるものができると思います。
また、自分たちの技術だけでは完結しないことも、私たちがこれまで出会ってきた方々との輪の中でものづくりをすることで、実現できると考えています。たとえば木の製品でも、私たちが金型を設計し、木工店の知り合いと一緒になれば実現できるはずです。
■AIをコミュニケーションにも活用
社員全員がAIを使用しています。月1回は勉強会も行って、ものづくりで手を動かすこと以外はAIに任せられるようにチャレンジしています。例えば、パソコンを使うのが苦手なベテラン技術者が音声入力を活用することで、手順書やマニュアルの作成が進み、若い世代にも伝わりやすくなるはずです。
■新しい価値を生み出し続ける企業に
「変わっているね」と言われるような人と一緒に働けるといいですね。周りに流されず、自分がやりたいことをやりたい人、大きな組織でルールに縛られることにもやもやを抱えているような人に来てもらえればと考えています。
私たちは2026年1月に、現在の社名に変更しました。社名のとおり、新しいものを生み出すことが私たちの大きなミッションです。これからも新しい価値をどんどんつくっていくような企業であり続けたいです。
TAKE ACTION
現在この企業が
受け付けているアクションはこちら
- ラフに参加できるイベント
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- 長期インターン
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- 中途採用
- アルバイト
- 兼業・リモート採用
- 企業/学校の先生等からのお問い合わせ
企業概要
- 代表者名
- 代表取締役社長 迫田邦裕
- 資本金
- 3,811万円
- 事業内容
- ゴム成形金型、ウェザーストリップ成形金型設計製作、樹脂金型設計製作、表面処理(エムエスプロセッシング)、ゴルフクラブ設計製作、馬具(鐙)設計製作、医療機器設計製作・販売、アウトドア用品設計製作・販売
- 業種
- 製造業
- エリア別カテゴリ
- 愛知/尾張
- 業種別カテゴリ
- 製造業
- WEB
- https://www.msgroup.co.jp/
- 住所
- 愛知県清須市春日立作54-2






金型製造は0から1を生み出す仕事 高精度な自動車部品の技術を活かす