古川紙工
株式会社
「和談」で若手社員のアイデアも形に 紙以外の分野にも挑戦
私たちはこんな会社です
■美濃和紙を日常に溶け込むものに
私たちは、美濃和紙を活かした文具・雑貨をはじめ、企画力とデザイン力を強みに、多彩な商品やサービスを生み出す会社です。伝統を受け継ぎながら新しい価値を創造し、人々の暮らしに彩りや楽しさを届けています。

私たちは製品の企画、デザイン、加工、出荷、納品を一貫して行っています。加工については、製品全体の2~3割を私たちの工場で行い、それ以外は協力会社にお願いしています。
私たちの社是は「“進化と継承”~美濃和紙文化を大切にし新しいことに挑戦し続けます~」です。
美濃和紙は、美濃市で1300年以上の歴史がある伝統文化です。紙を漉(す)くときに、縦揺りと横揺りを組み合わせて行うため、繊維が絡み合い、薄くて丈夫な紙ができるのが美濃和紙の特徴です。
そう説明すると、手漉きの高級な紙がイメージされ、敷居が高く感じるかもしれません。私たちは美濃和紙を、手に取りやすく日常使いできるものにし、さらにデザインの力でカジュアルダウンさせ、日常の中に和紙を溶け込ませたいと考えています。それが、美濃和紙を後世に残す役に立つと考えているのです。
私たちの製品の9割以上は、美濃和紙の中でも、伝統の手法を特殊な機械で表現した「機械漉き」によるものです。機械漉きでは、大量生産も可能になります。
現代において和紙の日常使いをするためには、ペンのインクがにじみすぎないようにすることも必要です。私たちは協力会社と共同で、にじみ具合や書き味、紙の強度などを調整したオリジナルの和紙を開発しました。これを使用した商品も多くあります。
私たちの商品は、女性の心をつかむ、かわいくておしゃれなデザインに評価をいただいてきました。
例えば、ちょっとした手紙やメモに使える「そえぶみ箋」は、ワンポイントのデザインと美濃和紙の素朴な風合いが特徴です。年間35万個の売り上げ実績のあるロングセラー商品で、これまで400種類以上の柄を発売してきました。
また、食品メーカーなどさまざまな企業や、キャラクターとのコラボ商品も発売しています。
社内にデザイナーが在籍し、企画やデザインはすべて社内で行っています。新しく入社したデザイナーには、古川紙工らしいタッチややり方を先輩が伝え、実際に描いてもらいながら指導を重ねていきます。
そして、商品を卸して終わりではなく、小売店の店頭で、商品陳列用の什器やPOPなどを用いた販促活動も行っています。また、お店の方に売り場の状況をヒアリングし、新たな商品開発に活かしています。
■PDCAサイクルの徹底が企業文化に
私たちの企業文化の一つが、PDCAサイクルの徹底です。半年に一度、全社員が集まり、ホテルのワンフロアを一日貸し切りにして社内研修を行っています。その中ではグループごとに、それまでの半年で取り組んできたことの成果報告をします。さらに、次の半年の施策をグループごとに経営陣にプレゼンし、施策を決定して、半年間取り組んでいきます。
ほかにも、月に1回、各セクションの主要メンバーをオンラインでつなぎ、進捗状況を報告する機会も設けています。これは2017年から続けているもので、成果やうまくいかなかったことを全社の財産として共有し、新たな成果につなげようとしています。
新たな事業を行う際にも、こうした企業文化を必ず加えることで、事業を成長させ、軌道に乗せていきたいと考えています。

2020年のコロナ禍では、お取引先の店舗が閉まり、発注が来なくなった時期がありました。そのときに、入社2年目の女性社員が出したアイデアがマスクケースです。企画から約1ヶ月半というスピードで製品化し、出荷したところ大変好評で、その年の売り上げは落ちませんでした。さらに、これまで取り扱っていなかった分野の商品だったため、販路が広がり、その後の文房具のお取引きにつながったケースもありました。
こうしたことができたのも、日頃からPDCAの訓練を行い、市場やお客様に対して私たちができることを考えていたからではないかと思います。
上述の会議など、若手社員も自分の企画やアイデアを出せる場面を準備しています。社長も会議に出席していて、フランクに話すことができます。
会議では「和談」をルールとしていて、相手の意見を否定しないようにしています。また企画検討の際には、店頭で月に何個売れているかなど、客観的な定量情報をできるだけ資料につけてもらうようにしています。
私たちが挑戦していることを紹介します
■デザイン力を活かし、美濃和紙だけでないコンテンツを
ここまで美濃和紙に関してお伝えしてきましたが、美濃和紙だけに固執すると、美濃和紙の可能性を狭めてしまうと考えています。
私たちはこれまでに、デザイン力について一定の評価をいただいてきました。このデザインの力を、美濃和紙だけでなくさまざまなコンテンツに乗せて、暮らしを彩る、日々を少しでも豊かにするものを届けていきたいと考えています。
これまでにクリアファイル、シールなども発売してきました。和紙と、さまざまなコンテンツを組み合わせたシリーズで提供することで、相乗効果によって、和紙もさらに広く届けられるはずです。
今後は文房具だけでなく、さらにチャレンジしたいと考えています。
2024年にはデザイン力を活かし、ライセンス事業部を立ち上げました。私たちのキャラクター・アートを貸し出して、他社の商品などに使用していただくサービスを行っています。

■事業を多角化 新たな分野でも社員が活躍
事業の多角化に取り組んでいます。上述のライセンス事業もその一つで、ほかにも2023年には会社をホールディングス化(持株会社体制への移行)し、M&Aを行ってコスメ事業を始めました。これまで成長してきた社員が、さらに活躍できるフィールドを用意できました。
また2026年には、岐阜の伝統工芸である岐阜うちわの老舗製作店の事業承継も行いました。今後もチャンスがあれば、さらなる多角化を進めていきたいと考えています。
■一泊二日の選考で入社後のギャップをなくす
新卒採用を含め、当社に就職する人の中には、遠方から移住してくる人もいます。採用選考の途中で美濃市の本社まで来てもらい、一泊二日で働く場を体感してもらって、就職後のギャップをなくすようにしています。採用試験を受ける方には、自然の多い場所が好きだと言ってもらうことが多いです。内定が決まった後は、暮らす場所探しなどもお手伝いして、安心して入社してもらえるように工夫しています。
会社としても多角的にチャレンジしていこうとしていますので、新しく加わる方についても、自らお客様のことを考え、リーダーシップをとって推進していける方、企画力やコミュニケーション力、マネジメント力をもって自ら道を切り拓いていける方と一緒に働ければと思います。
■日常に彩りを、心が動く瞬間を
私たちは、企画とデザインの力で、人々の日常に彩りや心が動く瞬間を増やしていきたいと考えています。
紙という枠にとらわれず、地域の文化や伝統、新しいアイデアを掛け合わせながら、暮らしをより豊かにする価値を創造し続けます。
そして、社員一人ひとりの挑戦が新たな文化や感動を生み出し、関わるすべての人が笑顔になれる未来を目指しています。
TAKE ACTION
現在この企業が
受け付けているアクションはこちら
- ラフに参加できるイベント
- 会社見学・説明会
- 先輩社員面談
- 短期インターン
- 長期インターン
- 新卒採用
- 中途採用
- アルバイト
- 兼業・リモート採用
- 企業/学校の先生等からのお問い合わせ
企業概要
- 代表者名
- 代表取締役 古川慎人
- 従業員数
- 90名
- 資本金
- 2,000万円
- 事業内容
- プロダクト事業:紙製品の企画、デザイン、製造、販売
店舗運営事業:紙製品の小売販売
WEB事業:インターネットショップ販売 - 業種
- 製造業
- エリア別カテゴリ
- 岐阜/中濃
- 業種別カテゴリ
- 製造業
- WEB
- https://www.furukawashiko.com/
- 住所
- 岐阜県美濃市御手洗東谷23








企画・デザインの力で、伝統の美濃和紙を日常に溶け込ませて暮らしを彩るものに