自分の住むまちのとなりまち、通学で通り過ぎるまち、旅行で訪れるまち。その名前や、名物の一つくらいは知っていても、そこにある企業の名前はなかなか出てこないのではないでしょうか。
「エリア特集」では、エリアを絞って、そこにあるさまざまな企業をご紹介します。気になるエリアをチェックしてみると、今までとは違う業界や企業にも目を向けるきっかけにもなるはずです。
今回は愛知県豊田市で、共同での人事戦略策定に取り組んだ建設業の3社をご紹介します。

※冊子（PDF）でも公開しています！よろしければご覧ください！（こちらから）

■愛知県豊田市について
豊田市は愛知県のほぼ中央に位置し、愛知県全体の17.8％を占める広大な面積を持つ、人口42万人の中核市です。
まちの特徴は「都市と田舎が共存する」こと。
世界的な自動車メーカ－の拠点でもあることから、自動車産業の生産拠点が多くあり、全国1位の製造品出荷額を誇る車のまちとして知られるものづくりの集積地です。一方で、豊かな森林が市の面積の約7割を占め、季節の野菜や果実を実らせる田園も広がります。

■複数の企業が束になり、地域ぐるみで情報発信
上述のように、車のまちとして知られる豊田市では、中小企業も含めて製造業の認知度が高く、志望者も多いです。一方で建設業は、有効求人倍率がとても高い状況にあります。求人に対して志望する人が少なく、各企業で思い描くような採用ができていないのです。

こうした中で私たちは、豊田市の建設業の企業が理想の採用を実現するには、1社単独で進めるのではなく、同じ業種であっても複数の企業が一緒に取り組む方が有効だと考えています。
企業コミュニティとして束になることで、地域ぐるみで人材に情報発信することができ、人材とより多くの接点を持つことにつながるはずです。

そこで今回、豊田市内の建設業の3社が共同で人事戦略を策定しました。
策定にあたっては、各社の経営戦略にひもづく人材ポートフォリオ（人的資源の構成内容を分析したもの）や、現在の採用課題などをお互いに共有。3社の採用ターゲットの共通点などを話し合いました。
そして策定した人事戦略にもとづき、3社で大卒採用にチャレンジすることにしました。今後、名古屋での大卒新卒向けの就職フェアに出展する予定です。

■豊田市で共同での人事戦略策定の取り組みに参加した3社と、募集中のシゴトをご紹介！