好きなモノにかかわる仕事がしたい!でも職種が決まらないあなたへ|悩みをキャリアコーディネーターが解決! - 東海ヒトシゴト図鑑

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好きなモノにかかわる仕事がしたい!でも職種が決まらないあなたへ|悩みをキャリアコーディネーターが解決!

好きなモノにかかわる仕事がしたい!でも職種が決まらないあなたへ|悩みをキャリアコーディネーターが解決!

東海ヒトシゴト図鑑では、キャリアコーディネーターが利用者の皆さんと面談し、皆さんのキャリア選択に伴走しながら、さまざまなお悩み相談にも応えています。今回は、その中で、よくお受けするご相談とお答えの一部をご紹介します。

大学生 Aさん

.この会社のつくっているお皿、いいなあ。どこでも買えるようなものではないけれど、職人のこだわりが感じられてお気に入りなんだよね。
こういうものに関わる仕事ができたらいいなあ。ただ、職人ってちゃんと食べていけるのかな?家族や友達にも心配されそうだし、自分もちょっと不安。
でも、いつか将来的には自分が中心になってこういう身近なものをつくってみたい。そういうものをつくっている会社に興味があるけれど、どんな仕事をしたらそれができるようになるのだろう? .


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.自分の「好き」を仕事にしようとしているんですね!
その中で、自分の得意なことややりたいことをじっくり探して、「自分の道」を見つけられたら理想的ですよね。
そんなキャリアパスを実現する方法を、一緒に考えてみましょう! .

身近にある好きな「モノ」、例えばこだわりの生活雑貨や伝統工芸品などにかかわる仕事をしてみたい。でも、「モノ」にかかわる仕事といってもいろいろありそう。製造、企画、デザイン、広報…どの仕事が自分に向いているのか、正直わからない。就職後、もし仕事が合わなかったらどうしよう…そんな風に悩んでいませんか?

インターンシップやOB訪問を繰り返しても、実際に働いてみないとわからないことは多いですよね。転職が当たり前の時代とはいえ、できれば最初の就職先で、じっくりと自分の道を見つけたい。
あなたの「好き」を仕事にするだけでなく、その中で本当にやりたいことを見つけるキャリアパスを、どうしたら実現することができるのでしょうか。

この記事でわかること

  • モノづくりにかかわる主な職種と仕事内容
  • 自分に合った職種を見つける方法
  • さまざまな仕事を経験できる企業の選び方
モノにかかわる仕事には何がある? 主な職種を解説

まずは、「モノ」にかかわる仕事にはどんなものがあるか、主なものをご紹介しましょう。

  • 製造 製品を実際に作る仕事
  • 販売 顧客とコミュニケーションを取りながら商品を届け、店舗を運営する仕事
  • 企画・開発 新しい製品やサービスを企画し、形にする仕事
  • デザイン 製品の見た目や使いやすさを設計する仕事
  • 営業・マーケティング 製品の魅力を伝え、販路を広げる仕事
  • 広報 商品や会社の魅力を発信する仕事
  • 人事 ものにかかわる人材を採用・育成・サポートする仕事
  • 生産技術 安全で効率的に製造できるよう工程を設計・管理する仕事
  • 生産管理 生産の量やスケジュール、品質を管理する仕事

他にも調達、配送、法務など、本当に多様な仕事が存在します。

志望する職種の見つけ方

さまざまな職種がある中で、志望する職種を決めるには、例えば次のような方法があります。

  • 自己分析 自分の強みや興味を深く掘り下げる
  • インターンシップ 実際の業務を体験してみる
  • OGOB訪問 現場で働く人のリアルな話を聞く

自分のことや、実際の業務内容について深く知る中で、志望する職種を考えていけるといいですね。

モノに関わる複数の仕事を経験したいなら|認定企業でのキャリアパスの魅力

大学生 Aさん

.自己分析をして、自分の理想のキャリアも考えてみました。将来は、自分がプロジェクトを主導したりして、責任があるポジションで活躍する大人になりたい。ただ、仕事だけに人生を使いたいわけではなくて、仕事で学んだことを生かして、趣味で自分の好きなものをつくることも続けたいな。いつかそれが仕事になったら理想的!
……でも、そのためにまずどの職種を選べばいいのか、よくわからない。それに、今はそう思っていても、そのうち考えが変わるかもしれない。将来の自分のことを、どこまで考えたらいいのだろう?.


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.自分の理想が、より具体的にイメージできるようになってきましたね!
ものづくりを主導するには、さまざまなスキルが必要。なかなか職種を絞れないのも無理はありません。
そうした場合、どんなキャリアパスが考えられると思いますか?.

複数の職種に興味があって絞り切れないなら、入社後にさまざまな職種に就ける企業を選べばいいんじゃない? と思う人もいるでしょう。

実は、入社後にさまざまな職種に就ける企業でも、そのキャリアパスは企業によってさまざまです。
例えば、「総合職」として採用し、数年ごとにジョブローテーションを行う企業や、入社後最初の配属先は販売職や営業職などと限定している企業もあります。

一方で「東海ヒトシゴト図鑑」に掲載されている認定企業では、次のような場合が多いです。

  • 兼務 中小企業では大手企業ほど分業化されているわけではないので、一人が担当する業務の幅が広いです。例えば企画・開発から営業・マーケティング、広報まで幅広い業務を一人で担当することもあります。
    また、普段は製造を担当していても、企画会議には参加してアイデアを提案したり、展示会の際には接客も行ったりと、複数の職種の業務を兼務する働き方もあります。時期や社内の状況、社員の意向などによって、それぞれの業務の割合を変えながら働くこともあります。
  • 多様なキャリアパス 社員の意向や適性などによって、「製造→企画開発」「デザイン→広報」など、大きく違う種類の業務に異動できることもあります。社内で幅広い経験を積むことができるのです。こうした対応ができるのは、社員の「やってみたい」という気持ちに柔軟に応える社風が認定企業に根付いているからです。
    また認定企業の多くは、副業・兼業者や短時間勤務など、社内外の多様な人材活用に積極的に取り組んできました。その経験から、社員のキャリア選択にも柔軟に寄り添うことができる企業が多いです。

大学生 Aさん

.へ〜。幅広い職種が経験できるといっても、その経験の仕方は企業によっていろいろあるんですね。
若いうちから、さまざまな仕事を並行して担当できたら、好きな「もの」にいろいろな面から関われて楽しそう。それに、苦手な業務もあるかもしれないけれど、得意なことも見つけやすそうですね。.


東海ヒトシゴト図鑑キャリアコーディネーター 高橋ひな子

.兼務しているからこそ見えることや、思い浮かぶアイデア、実行できる企画もありそうです。
幅広いことを任せてもらい、成長できたという話も聞きますよ。
「ベンチャー企業は成長スピードが速そう」「大企業は安定していそう」というイメージがあるかもしれません。そのどちらでもないところで、本当に自分に合った働き方が見つかるかもしれません。 .

東海ヒトシゴト図鑑の認定企業の中で、身近な「モノ」をつくっている企業の一覧がこのページの下部にあります。気になった企業のページを、ぜひのぞいてみてください。

東海ヒトシゴト図鑑のキャリア面談では、こうしたお悩み相談をはじめとして、皆さんに伴走しながらサポートしています。
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